镜子法则案例
この物語は、登場人物の名前や職業などを変えていますが、実話に基づいています。
案例为真实事件,出场人物的名字或职业等为虚构。
PART 13
「あなたは、お父様のつらさも理解され、優太君のつらさも理解されましたね。では次に、ご主人とのことに移りましょう。朝お電話をいただいたときに、『あなたの大切な優太君が人から責められ、そのことであなたが悩んでいるということは、あなたが身近な誰かを責めてしまっていることに関係があるのではないか』とお話ししたのを覚えていますか?」
“您已经理解了父亲和优太的痛苦了吧!那么接下来,我们转移到您丈夫的事情上。早晨打电话时,您还记得我说过这句话吗?‘对您很重要的优太被人责备的事情让您烦恼,这件事难道和您责备着身边某个亲近的人没有关系吗?'”
「はい覚えています。私は、主人を尊敬できないという話をしました」
“对,我记得。我说我无法尊敬我丈夫。”
「ではもう一度、ご主人に対してどんなふうに感じておられるか、話してもらえますか?」
“那能再说一下您对您丈夫的感觉吗?”
「どうしても、主人に対して、『教養のない人』とか『思慮の浅い人』というふうに見てしまうんです。優太のことにしても、私がこれだけ悩んでるのに、根拠なく楽観的なんです。それで主人に対しては、グチこそぶつけますが、ちゃんと相談したりすることはありません。主人の意見は受けつけられないんです」
“无论如何我都觉得我丈夫是个‘没文化的人',也是个‘没心没肺的人'。就连优太的事,我都这么难受了,他还是那么没由来的乐观。而且我对丈夫抱怨过,却没能和他好好地商量过。我接受不了丈夫的意见。”
ここまで話しながら栄子は、自分の夫に対するスタンスが、父親に対して取ってきたスタンスに似ていることに気がついた。
话说到这儿,荣子感觉到自己对丈夫,摆出了类似于对父亲的姿态。
「私が父に対して取ってきたスタンスと似てますね」
“和我对父亲摆出的姿态差不多啊!”
「女性の場合、父親に対して取ってきたスタンスが、夫に対してのスタンスに投影されることが多いんです。ところで、お聞きしていると、ご主人は優太君のことを信頼されているようですね」
“很多女性都会把对父亲的姿态投射到丈夫身上。话说回来,听闻您丈夫是被优太信任的吧!”
「あっ、そうですね!そうか、主人のそういうところを見習うべきだったんですね。優太は主人に対しては、けっこう本音を言っているみたいなんです。優太は信頼されてると思うから、主人には心を開くんですね。私は、主人のよいところをまったく見ていませんでした」
“啊,对呀!是呢!我应该向丈夫学习这点的。优太好像很愿意对丈夫说心里话。是因为优太觉得被丈夫信任,所以对丈夫敞开心扉啊!我根本没有看到丈夫的优点。”
「なるほど、そんなことを感じられたんですね。さて、では宿題を差し上げます。やるかどうかはご自分で決めてくださいね。今日の午後、『父に感謝できること』と『父に謝りたいこと』という2種類の紙をつくってもらいましたよね。その紙に、さらに、お父様に感謝できることと謝りたいことを、書き足せるだけ書き足してください。紙は何枚使ってもけっこうです。
“原来如此,您已经感觉到了啊!那么,我给您留个家庭作业。您自己决定做不做吧。今天下午,您写了2张纸,内容分别是‘能感谢父亲的事’和‘想向父亲道歉的事’。在那张纸上,再尽量添写感谢父亲的事和想对父亲道歉的事。用几张纸都可以。”
それが終わったら、もう一枚紙を用意してください。その紙のタイトルは、『父に対して、どのような考え方で接したらよかったのか?』です。これは過去のお父様との関係を後悔するために書くのではありません。これからの主人への接し方のヒントが見つかるはずです。
完成后请再准备一张纸。这张纸的题目是“对父亲,用什么样的想法去接触的好?”这不是为了后悔过去和父亲的关系。应该能够获得今后和丈夫接触的方法的灵感。
そしてもう一つ、優太君が夜眠ったら、優太君の寝顔を見ながら、心の中で優太君に『ありがとう』と何度もささやきかけてください。どうですか、やってみますか?」
另外还有一点,优太晚上睡着了,请看着优太的睡颜,心里默默对优太说“谢谢”,低声细语多少遍都可以。怎么样?试试吗?
「はい、必ずやってみます」
“好,一定试试!”